2015年9月30日水曜日

ゲスト

今朝のフンポ村は6℃。いよいよ最低気温の一桁が続くようになってきましたよ。冬はすぐそこまで来ていますね。
冬間近になると、慌ててゴルフの予定を入れます。できるだけたくさんプレーしたいんだけど、冬場はさすがにできないしねぇ。最後のチャンス....みたいなもんです。

さて、中国の広州から友人が遊びに来てくれている。もちろん仕事もあるから、フルアテンドという訳にはいかないけど、頼って来てくれるのはなんだか嬉しい。嫌われてるよりいいもんね。
彼はタイ駐在の時の後任で、ゴルフの師匠なのだ。インド駐在時は、少しの間ラップしていたので、付き合いは長い。

飛距離は歳の差で僕の方が飛ぶけど、マナーはうるさい。先日はロレッタを回ったのだけど、
・ティーグランドに落ちているティーを拾って歩いている。
・ボールマークを徹底的に直している(自分のだけじゃなくて)
などなど、いまだに見習うことがたくさんある。

チェコ人はというと、飛ばすことと早く回ることに意義を感じているらしく、ゴルフ場のメンテナンスはゴルフ場の仕事だと考えている節がある。仕事でもセクショナリズムはすごいもんな。

さて、今回の観光では2ラウンドを予定している。次は名門カールシュタインだ。しっかりチェコゴルフを堪能してもらえれば嬉しい限りだ。

2015年9月29日火曜日

プラハのゴルフ

健康維持のためにゴルフはよくやる。交流の輪を広げる意味もたぶんにあるのだが。

前任地のバンガロールでは、メンバーの同伴が必要なコースが市内に二つ、郊外のパブリックが隣のタミルナドゥ州も含めて四つほどあった。比較的新しいナラサプラのコースは、コンディションはいいけど残念ながら9ホールしかできていない。残り9ホールができるには、あと数年は掛かるだろうな。
いつもは会社の近くにあるEagletonで年間パスを購入してプレーをしてた。30数回回ればチャラ。それ以上回るんだったら、食事代やプロショップの割引も含めて、お得感満載である。
しかぁし、インドだから行かないのだ。

さて、プラハ近郊のゴルフコース。一般的には4月から10月末までがオープン期間だが、そのシーズンの気候によっては、3月初旬からプレーできることもある。3月はシーズンオフだから、料金は安いのだ。11月にもプレーしていいけど、かなりの防寒対策が必要だね。でも、市内にある一部のコースでは、通年営業しているところもあるから、気が向いたら冬ゴルフを楽しんでみては?僕はやらないけど。
なんといっても、ここは北緯50度。樺太と同じ緯度なのだから。
北極星を見るには、首がグキッっていうくらい上を見ないとダメなんだぞ。(頚椎症だから....)

自動車で一時間以内の範囲には、かなりの数のゴルフ場があるから、場所不問であるなら予約ができずに困るということはない。それでも予約が集中するコースはあるけど、別にちょっと郊外まで走ればいいことである。
チェコ人は、日本人のように朝早くからプレーすることは稀だ。多くはお昼前後からやりはじめる。日本人はこんなところでも勤勉なのだ。

料金に関しては、おおよそ1000コルナ~1500コルナあたりだろうか。もちろん、もっと安いところもあれば高いところもある。手引きカートを借りると150コルナ。乗用カートは700コルナくらいだ。

観光で来た場合は、足に困るね。知り合いがいればOKだけど、いないのであればレンタカーがいいかなと思う。もちろんナビ付きが必須。国際免許も忘れんように。

コースの予約は、アプリでやってしまう。その名も『TeeTime.cz』だ。
行きたいコースと日程を選んで、空いている時間を検索して選択するだけ。楽勝だ。
最近、仲間内でやる時も、日時とコースを決めておいて、全員がそこを予約するようにしてる。

基本的にキャディーはいない。コースに出たら、すべて自分でやるのである。当たり前のことなんだけど、タイやインドでキャディーに頼りすぎていると、パットが入らなくなるのだ。(笑 一年経ってやっと慣れてきた。そうそう、グリーン上のボールマークはちゃんと直そうね。チェコ人、直さないから。
9/28にプレーしたLoreta Golf Pysely


タクシーもアプリ(GPSでピンポイントで来るぞ)で呼べるし、ほとんどの店には無料WI-FIがある。なんとトラムにもWI-FI付き車両が登場したらしい。

チェコを侮るなかれ! いろんな部分で日本より進んでいるんだよ。

2015年9月25日金曜日

待望の花金

花金なんて言葉、すでに死語かもしれんね。それでもサラリーマンにとって、この花金って言葉を聞くと、なぜかウキウキしてくるんだよねぇ。

さて、今日のフンポ村も穏やかな日になっています。気温は16℃。

今日は朝から、車のディーラーへ12万キロ点検に行っていた。事前に予約しておいて、朝8時の開店と同時に駆け込む、まさに新規開店のパチンコ屋状態。(笑

点検が終わったら、当然仕事に行かなきゃいかんので、少しでも早く終わらせたいからだけど、さすがに12万キロで、さらに内部の清掃も頼んでおいたもんだから、なんと3時間もかかったのですよ。退屈だったわぁ。

おかげで新モデルをじっくり見ることができたけど、あんまり日本車に魅力がないんだよね。それでも広い意味でグループ員だから、ここのを買わなきゃいかんのです。

スバルのアウトバックにしてくれ....ダメ!
AudiのA6はどう?....ダメ!
じゃぁ、新しいSPERBでいいから....ダメ!
いっそのこと、ポルシェなんぞは....アホか!

みたいな感じなのである。
せっかくヨーロッパにいて、日本よりも安くていい車が買えるんだから、少しくらい大目に見ろよ!って叫びたいところだ。自動車関係に努めていると、どこの国へ行っても車の選択肢がないのが辛いところだね。

2015年9月24日木曜日

暖房

こんな寒い国だから、暖房がなければ部屋で凍死しかねない。凍死まではいかなくとも、ここしばらくはうすら寒い日が続いたし、最低気温が10℃を割る日がでてきたので、そろそろ暖房がほしいと思ってた。

昨夜のこと。
部屋の温度は21℃で決して暖かい訳ではなかった。洗濯をしつつ夕食の準備をしていると、何かもわ~っと気配がする。
ひょっとして....と思い、ダイヤルを回してみると、温水が流れてくるではないか!これは嬉しい!
新しい部屋だったから、暖房が効くのかどうかも分からんし、壊れていたらどーしようか?と思っていたこともあるからだ。

嬉しくて、全部の部屋の暖房ダイヤルを最大にして回った。(笑

住んでいるアパート群、暖房がいつから入るのか毎年アナウンスがないのだ。
夏には保守のために一週間ほど温水が止まる時がある。この時はさすがにアナウンスされるのだけど、これがチェコ語でしか書いてない。駐車場の掃除は、いつもチェコ語と英語の両方で書いてあるのにねぇ。ここで便利なのはGoogle翻訳アプリだな。
写真を撮って、文字をなぞると翻訳してくれる。もちろん、正しい文章にはならんけど、意味はおおよそ理解できるのだ。このアプリは、スーパーマーケットでも活用してる。

さて、これで冬の準備も完了したわけだ。来てほしくないなぁ....ふゆ。

2015年9月23日水曜日

ギター談義

ここプラハには、なかなか同好の士がいない。日本でもおんなじかも。いわゆるオタクってやつですな。何事も突き詰めていくと、どーしてもオタクって呼ばれるようになる。

それはそれでいいではないか....と思うのだ。中途半端で投げ出す連中が多いなか、アマチュアなれど、その道を極める(ムリだけど)のはすばらしいことだと思うのだ。

さて先日、今年赴任してきた研修生が遊びにやってきた。
彼は学生時代はクラシック・ギターを弾いていたらしく、最近のソロ・ギターにもある程度理解があった。『一度ギター弾きに来たら?』と誘ったのだ。

生音とピックアップを通した音の聴き比べ、変則チューニングや木材の話などなど、オタクの会話はとてもコアなのだ。

・このピックアップ、マグネチックですよね?マグの音しませんね?
 -そうそう、裏にコンデンサーマイク付いてるからね。このダイアルでマイクをミックスするのよ。
・オープン・チューニングて、合わせるのめんどくさそうですね?
 -いやいや、定番だけ覚えときゃいいのよ。オープンDとD6,それにDADGADくらいかな。
アンプ、小さいですね?
 -一番安いやつだからねぇ。電池でも動くよん。
・このギター、いくらだったんですか?
 -6万コルナちょっと。でも日本からオーダーするのに比べれば、半値だよ。
フォルヒって聞いたことないんですけど
 -日本の一部マニアでは有名なんだけど。作るならフォルヒ息子紹介するけど。
・木材は何を使ってるんですか?
 -トップはアディロンダック・スプルース、サイドとバックはマダガスカル・ローズ。このオプションだけで10万円を超えるね。
・タッピング、カッコいいですねぇ。
 -ハッタリを利かせるにはいいかもね。

....みたいに、半日を過ごしたのだ。ゴルフなんかはスウィング理論などの能書きをたれる方が多いけど、ギター人口は少ないのでそんな人にあたる確率は非常に低い。それにいい音かどうかはそれぞれの好みだから、好き勝手にやればいいのがこの趣味の良いところだ。要は自己満足なのだ。(笑

2015年9月22日火曜日

今朝のフンポ村

本日は副題なし。いよいよ寒くなってきましたね。フンポ村の現在は7℃で晴れ。気持ちのいい朝です。この天気、いつまで続いてくれるのやら。
D1の75km付近 谷間には朝霧が漂う幻想的な景色

日本はまだまだ残暑が厳しいのでしょうね。チェコではちょうど晩秋って感じの日が続いてる。
着任した年を含め、ここ2年は暖冬だったので、チェコの本当の寒さを味わっていない。マイナス20℃くらいにもなるというが、室内はいいとして、外はどんなんなんだろう?

その昔、スキー部のシーズン・イン合宿は立山で毎年11月に行われていた。2年の時だったか、猛烈な吹雪に閉じ込められた事があった。とても練習ができる天気ではない。それでも体育会系だから、気温と雪温だけは毎朝計測するのだ。

玄関からは出られないので、2階の窓から外へ出て、温度計を雪に突っ込み数分待つのだ。この時に、気温マイナス25℃ってのは経験がある。鼻毛が凍って、鼻の中がパリパリする。毛糸の帽子からはみ出している髪の毛が折れる。(笑

チェコでこんなんになったら、絶対に外には出ない。車で立ち往生してしまったら、凍死を覚悟するしかない。だから、雪が深かったら『オレは出社しないからな....』とスタッフには言ってある。
安全第一だ。

2015年9月21日月曜日

祝!新トンネル開通

2015年9月19日午後3時に、待望のブランカ・トンネルが開通する....という記事を読んでいた。まっ、そりゃめでたい。東方面のゴルフ場へ行くには、市内を横断しなければならなかったから、このトンネルのおかげで、きっと早く行けるようになるだろう。リベレッツ方面はゴルフ場が多いからね。

さて、今朝のこと。いつも通りのルートでストラホフ・トンネルへ向かった。いつも通りだ。
ところがどうだ、いつもの道が新しくできたトンネルへしか入れないではないか!

バックする訳にもいかないから、そのまま最初の出口まで走った。デイヴィツカ。ここからまた戻ってトンネルに入りなおした。

工事中のコーンがなくなっていることに気を取られて、案内標識を見ていなかったのが原因かも。
まぁ、遅刻したわけでもないので問題はなかったけど、事前に下見しとくべきだった...と反省。

このトンネル、超過費用の支払いの件でもめていたらしい。だから開通が大幅に遅れたらしいのだ。とにかく、昨年着任したときから、トンネルの入り口はすでに出来上がっていたもんな。

2015年9月18日金曜日

教会コンサート

昨日は暑かった。せっかく涼しくなってきたと思ったら、またこれだ。夜は雨が来て空気が入れ替わったのか、今日は20℃に届かないくらいだ。

旧市街広場からプラハ城へ向かって歩くと、必ず何度か客引きに出会うはずだ。オルガンコンサート。教会にあるパイプオルガンでのコンサートである。

着任当初、やっぱり客引きに出会ったので行ってみた。なかなか素晴らしい音がする。石造りの教会でやるのだから、音の反射はすこぶるいいはず。どの教会でもさほどはずれはないだろう。プログラムだけで選択してもいいと思う。

パイプオルガンってなじみがないよねぇ。イメージとしては、サウンドオブミュージックで、マリアの結婚式に流れる『すべての山にのぼれ』か、宇宙戦艦ヤマトにでてくる『デスラー総統』の登場シーンくらいなもんだった。(笑

で、昨日は聖サルバトール教会(カレル橋の旧市街側の角)へ行ってみた。オルガンだけじゃなくって、ヴァイオリンとソプラノも加わったコンサートでお得感があったからだ。客引きとのやり取りは、当然値引き交渉であります。

ここで注意点。
A席(前の方)とB席があるけど、パイプオルガンは後ろにあるから、高いお金を出してA席を選ぶ必要はない。ただ、祭壇を正面に見ながら、音楽に浸りたい方はその限りではないけど。
音響も前と後ろではさほど変わらないんじゃないかと思う。
冬の時期、教会内部は外より寒いから、防寒はしっかりすること。

昨日はA席の最前列に陣取って、祭壇を見ながら音楽に浸りました。締めはモーツアルトのアベマリア。やっぱ生の音楽はいいです。約一時間のコンサートで500Kc也。

なお、有名な聖ヴィート大聖堂でもコンサートはあるようだけど、教会が広すぎて音響はよろしくない....と聞いたことがある。大編成向きかもしれんね。

2015年9月16日水曜日

今朝のフンポ村とステッカー

今日と明日は今シーズン最後の夏日になるようです。とは言っても、13時現在で22℃ですから、夏日というほどではありませんね。それでもいい気候には違いありません。明日の予報は29℃!

40km付近のD1.今朝は霧が出ていました。
 
 副題のステッカー、車に貼るやつね。
日本だと自分の好みのメーカーやらなんやら貼り付けていることが多い。ここチェコではどうなんだ?もちろん、日本と同じような奴もいるにはいる。けど、圧倒的に多いのは、趣味ステッカー(勝手に命名)だろう。チェコ人に聞いた訳じゃないけど、これはどー見ても自分の趣味を誇示しているとしか考えられないのだ。

趣味ステッカーってのはこんな感じだ。フライフィッシングだな。

こんな調子で、いろんな趣味ステッカーを貼っている車が多いのだ。フンポ村(従業員の車など)ではあまり見られないが、プラハ市内には多い。別にアンタの趣味なんかどうだっていいよ....なんてことは言わずに、機会があったら趣味の会話もできるかもしれない。英語が話せれば....だけど。

写真を撮って、ライブラリーにしてやろうかとも思うが、残念ながら運転しながら撮影は難しい。
上の写真は、インターネットからのいただきもの。駐車している車があったら、撮影しておこう。

2015年9月14日月曜日

久々に人前で....

長年勤めてくれていた通訳の女性が先日結婚して退職したのだ。そのお祝いに、一曲練習しとくからな....と言ったまま放置してた。
土曜日に日本からの技術者が来たので、通訳を頼んだ。で、会社は休みだし、通訳も来てくれているから、ここは一丁サプライズでミニライブをしちゃおう....と思ったわけだ。

昼ごはんは事前に頼んでおいたピザ。全部で六人いたのだが、それぞれにデッカいピザがひとつづつ。こりゃ食いきれん....とか言いつつも、腹いっぱいに。けっこう残したけど。

で、引き続き勝手に昼休みを延長してミニライブ。

今までは、生だけでやってたけど、今回からはピックアップとアンプもあるのだよ。ふふふっ。
彼女へは『雨降る窓辺で』をプレゼントするつもりで練習しておいた。ところが、ここしばらく弾いていなかったもんだから、間違える。(笑

老眼だから、近くの絃が見えない。だから隣の絃を押さえてしまうことがよくあるのだ。歳はとりたくないもんだ。
久しぶりに大きな音でVoyagerを演奏した。しっかり隣の絃を叩いた。あ~情けない。

これからは目をつぶっても弾けるように練習しなきゃいかんな。
ちょっと薄暗いレストラン、メニューの文字は完全に読めんもんな。

彼女、11月に出産とのことだったので、次回は赤ちゃんに『First Shoes』をプレゼントすることにしよう。

2015年9月11日金曜日

今朝のフンポ村と運転マナー

さて、週末です。今週もよく働きました。が、明日も出勤でございます。それと、今日は日本からエンジニアが来るので、空港でピックアップする仕事が残ってます。

さて、今朝のフンポ村、気温は12℃で小雨模様。こんな調子で冬に向かっていきます。日本だと、これから秋晴れや、スカッとした冬晴れの日なんかがあるのでしょうが、こちらではず~っと曇り。ホント、気が滅入ります。

さて、チェコ・ドイツ・オーストリアなんかを運転していて気が付くのは、運転マナーの良さ。特筆すべきはトラック。日本では我が物顔で爆走するトラックってのはよく見かけるが、こちらでは皆無....といってもいい。
 1) 必ず登坂車線を走ってくれる
 2) すぐに車線を譲ってくれる
 3) トラック同士の追い越しでは、追い越されたトラックが合図をして、前に入れさせる
   車両が長いから、追い越しが終わったのかどうか、分からないから合図をしてる

まぁ、日本ではまずお目にかかれないですな。さすが自動車先進国のヨーロッパと思うのだ。
50km PAで見つけた。パラボラ付きトラック。(笑

ところが、
スピードのこととなると、それは撤回。とんでもない運転をするのだ。
チェコの高速道路は130km/h制限なのだが、そんなの関係ねぇ。
ルームミラーで後ろが来ないことを確認して追い越し車線に入る。と、次の瞬間には後ろにべったり張り付かれる。
車間距離?そんなの関係ねぇ。(笑 いったいアンタは何キロで運転してんねん?
だから、高速を運転している時は、常にルームミラーを見てんだ。

この『後ろにべったり張り付く』ってのがなけりゃ、ベスト・マナー賞かなんか差し上げたいくらいだ。
高級車のBenzとかBMWなんかは、速いけど、べったりとは来ない。それなりにマナーはちゃんとしているのだ。問題はSkodaやPeugeotだ。こいつらにはマナーのかけらもない。

でもね、割り込みなんかはちゃんと入れてくれるのだよ。日本みたいに、目くじらたてて嫌がらせはしないんだ。

2015年9月9日水曜日

チェコ・トリビア #2 ICOMって?

このシリーズ、しばらく続けようかと思っていたのだけど、意外とネタがないことに今更気づきました。(笑 それでもせっかく始めたのだから、少しくらいは続けないと....。

『ICOM』と言えば、いわずと知れた無線機メーカーだ。もともとは井上電機製作所として、無線機を製造していた。無線をやらない人でも、特定小電力のトランシーバーは知っているかもしれない。

時を経て、無線雑誌をみていたら、唐突に『ICOM』に社名変わっていた。あのKENWOODにしても、もともとは『TRIO』。八重洲無線もスタンダードと一緒になって、なにやらおかしな名前に変わったのか?すっかり世情に疎くなっている。
その昔、社内の現場連絡用に無線機を導入した時は、個人的な趣味でICOM指名だった。(笑
5万㎡の敷地をカバーするのに、レピーターまで入れてしまったからなぁ。
日本のICOMはこちら
http://www.icom.co.jp/

で、なぜICOMがトリビアネタなのかというと、こんな会社があるのですよ。
http://en.icomtransport.cz/freight-transport/international-transport

フンポ村へ通勤を始めた頃、ICOMって書いたバスをよく見かけるようになった。
なんでこんなところにICOM?

気づいてみれば、バスだけじゃなくトラックもある。プラハ市内は市営(たぶん)バスが運行されているのだが、ここフンポ村近辺はICOMが請け負っているらしい。フンポ村からプラハへ行くバスは、もちろんICOMなのだ。バスターミナルにはICOMのバスしかいない。

今日のフンポ村は雨。そろそろ夕刻になるけど、気温は14℃。昨日からヒートテック着用でございます。ローカルのスタッフ、まだ半そでTシャツって奴もいる。

2015年9月8日火曜日

今朝のフンポ村と通勤音楽

会社に着いた時点で、フンポ村の気温は8℃。なかなかいい感じに、冬へ向かっております。
昨日は終日雨模様だったのですが、本日は快晴で、このヒンヤリ感と相まって気持ちがいいです。

50km付近のパーキングエリアにて

ほぼ中間地点の50km付近のパーキングで休憩をとる。腰痛持ちに100km以上の連続運転は厳しいものがあるからだ。昨日の雨があがったからか、谷間には霧が残っていて幻想的だ。こんな秋晴れも、二ヶ月もすれば見れなくなるんだろう。

こんな中を走るには、それなりにふさわしい音楽があるといい。針葉樹の間を縫って走る時には、だいたいCeltic Womanを聴いている。なんか合うんだよねぇ。これがEnyaになると、ちょっとおどろおどろしい感じが加わる。Celtic Womanはさわやかでいいのだな。

とはいえ、音楽ならばなんでも聴くので、iPodをオーディオにつなげっぱなしで、ランダムに再生している。'60~'80の音楽ならなんでも来い....だ。PPM、S&G、かぐや姫から陽水・拓郎まで。絢香やMay・Jもあるぞ。まったく節操のない聴き方ではあるが、100kmの間眠くならなければいいのだ。
ギターソロの曲は、車の中ではほとんど聴かない。これは真剣に聴きすぎて、運転がおろそかになるからだ。何事もほどほどがよろしいようです。

2015年9月7日月曜日

今朝のフンポ村とNew Sperb

いよいよ寒くなってきましたよ。昨日のプラハは終日風が強く、出掛けるのを止めたほど。部屋着にフリースを羽織って、いよいよ冬モードとなりました。

さて、今朝のフンポ村、気温10℃、体感温度は8℃。いよいよ最低気温が10℃以下になる日が続くようになった。先日までの暑い日が恋しくなる。日の出も遅くなり、日の入りがだんだん早くなってくる。日照時間が一気に少なくなるのは、やはり寂しいもんだ。

で、昨日は買出し以外はやることもなく、ギターをポロポロ弾いて過ごしていたが、A型の性なのか、やっぱりじっとはしていられない。(笑 それでも寒いから出掛けない。しょーがないから、またギターの練習をする。寒い間はずーっとこんな感じで生活することになる。

某T社製の四駆に乗っている。もちろん会社の車だ。この車も12万キロを超えた。会社規定では15万キロで交換なのだが、この貧乏会社が替えてくれるのか?通勤の8割が高速道路を使う。それなのに前任者はこんな車を選択したのである。

ちなみに、このR○V4、2リッターガソリンエンジンで燃費はおおよそ8リッター/100kmだ。そうそう、こっちでは燃費を表すのに、100km走るのに何リッター使うか?で表現される。これ、あまり良い数値ではない。ボディーも重いし四駆だからねぇ。ディーゼルなら5リッター程度で済むらしい。こりゃ前任者の選択ミスだよな。

それはそれとして、金曜日の夕方にちょっと時間があったので、ご近所のŠKODA販売店へ新しいSPERBを見に行ってきた。噂ではAUDIに良く似ていると聞いていたので、期待大である。

たしかに車巾は狭いものの、リアビューは良く似てきた。セダンタイプなのにハッチバックになっているところもイケてる。試乗もしてみた。サスペンションもモードで簡単に変えることができるから、石畳の道も大丈夫だな。こんな車がいい。けど、トランクの巾が狭いから、ゴルフバッグは横向きに積むことができない。手引きカートも無理だな。一人で行くならいいけど、乗り合わせでは使い物にならないくらい荷室がせまいんだ。まぁ、セダンだからこんなもんなのだろう。

現時点ではワゴン(ŠKODAではCOMBIと言う)がまだ発売されていない。9月19日に発売と聞いたから、出てくるのが楽しみだ。

ただし、某T自動車グループから派遣されているから、それを無視してŠKODAを購入することができるか?その顛末、乞うご期待!(笑

2015年9月3日木曜日

今朝のフンポ村とサングラス

昨日から気温が下がり、夏も終わろうとしているチェコです。終わったのか?....
午前九時半の気温は17℃。本日の最高気温は21℃だそうですよ。

85km付近で撮影

車通勤の時は、6時15分頃にアパートを出発する。ストラホフ・トンネルに入る前、パトチコヴァ通りを走っていると、正面のストラホフ修道院から朝日が昇ってくる。プラハからフンポ村へは東南に向かうから、ずーっと正面に太陽があることになる。眩しいのだ。帰りは帰りで北西に向かうから、やっぱり夕方の太陽が正面にある。で、サングラスは必携なのだ。

サングラスはレイバンの大定番、キャラバンだ。こいつは30年も前に作った度入りのサングラスなのだ。トップ・ガンではトム・スケリットがかけているこんな奴ね。

30年も経ってさすがに度が合わなくなってきた(老眼だから....)ので、先日帰国した時にレンズを替えた。残念ながら、純正レンズは間に合わないので、在庫にあった濃い緑にしたのだが、どうもレイバンじゃない。屋台のサングラスと大差なくなってしまった。それでも通勤する時には絶対に必要なのだ。面倒くさがりだから、サングラスはいつでも車の中。セルフレームを暑さでベロベロにしてしまった経験から、メタルフレームを選んでいる。夏にかける時は、ちと熱いので火傷に注意!

2015年9月2日水曜日

レパートリー、増えぬ

以前にも書いたけど、アコギ・ソロが趣味だ。ソロだから、好きな時に好きな曲を練習して、自己満足に浸ればいいのだ。そんなことだから、一向にレパートリーは増えていかない。もっとも弾く時間もそうそうないのだから、しかたがないのだが。

脳の衰えも影響していると思うのだけど、10曲以上レパートリーは増えていかない。集中的に一曲を練習していると、むかぁし覚えた曲を忘れていく。TAB譜を見て復習すればいいものだが、面倒だからやらない。で、忘れていく....。いったい今、どれだけの曲を弾けるのであろうか?一度数えてみたいと思っていたのだけど、いい機会だからリストにしてみよう。

チューニング毎に並べてみたら11曲だった。ちょっとは進歩したのか?(笑

1) DADF#BD
蘇州夜曲・くじら・First Shoes・Song for 1310

2) DADF#AD
花・Dandelion・November・紅葉・雨降る窓辺で

3)DADGAD(3弦が切れるから、あまり弾かない 笑)
ステッセルのピアノ

4)チョー変則(CGCGBbC)
Voyager

タッピングを使う曲は、少しくらいハッタリをきかせたいと思って練習したものだ。HajimariとかWater is wideとか浜辺の歌とか、既に忘却の彼方である。

蘇州夜曲は、中川イサトさんアレンジ。ソロギターを志して、初めて挑戦した曲だ。
『SAYONARA』に収録されているが、今は廃盤である。必死に探して、先日中古品をゲットした。目的はこの曲ではなくて、『音羽の滝』。だれかこのTAB譜、持ってないだろうか?発行はされていないから、耳コピ譜面になると思うけど。

チェコ人からは『わが祖国』を弾け!とリクエストがあった。あの有名な『モルダウ』である。帰国するまでにはアレンジして弾けるようになりたいもんだ。
ちなみに『モルダウ』ってのはドイツ語の名前。チェコ語では『ヴルタバ』が正しい。

川の話ついでに、ヴルタバ川は南から北に流れている。
日本の太平洋側に住んでいる人って、川ってもんは北から南に向かって流れるもんだ....と思っている。(オレだけ?)
だから、一年以上も住んでいるのに、未だにどっちが上流なのか分からないのだ。チェコに住むには、日本海側に住んでいる人が合っているのかも。

2015年9月1日火曜日

あ~っ、暑かった....インドを思い出すわ

今年のチェコは記録的な暑さで、観測史上四番目だったとか。その暑さも今日までで終わり、明日から天気は下り坂をコロコロころがり落ち、一気に20℃台前半の気温になるようです。この気温の変わりよう、年寄りにはたいそう堪えるのでありますよ。

暑いといえば、赤道にもっと近いインド。それも南インドに2014年3月まで住んでた。
社会の時間にも習ったと思うけど、南インドの中央部はデカン高原に位置している。
具体的に言ってしまえば、バンガロール(インド名はベンガルール)。
インドの都市名には、英語版とヒンディー語版が存在する。バンガロールもそうなのだが、有名なところではコルカタ(英語名カルカッタ)やチェンナイ(英語名マドラス)などがある。

一年を通じて日中は30℃以上。暑季(4月~5月)には40℃近くになる。が、湿度は高くないから、インドの中では日本人が最も過ごしやすいと言われている街なのだ。
んじゃぁ、過ごしやすいのか?と聞かれれば速やかに『ノー』と答える。
なんでか? ふふふっ、それはインドだからじゃよ。(笑

インドにはまる女性が多い。現に現地採用の日本人女性も居た。『なんでインドやねん?』と何度も聞いてみたけど、その都度はぐらかされていた。だから理由は分からない。なんでインドやねん?!
仕事じゃなきゃいいでしょうよ。仕事で行くなんで二度とごめんだね。だって、インドなんだもの。

その理由については、インド人の取り扱い説明書を読んでね。これは傑作でっせ。

この方ははすごいと思う。僕もインド赴任直後から、インド人に関してメモってきたのだけど、このサイトを読んでからは、もうメモるのを止めたほどだ。ここを読めばいいから。
新規に赴任する人には、事前にこのサイトを読むように勧めている。

これ、会社の昼ごはん。
このカレーを一年278日食べ続けると、ココ壱のカレーすら、しばらくは食べたくなくなる。
硬い長粒米、チャパティ、ご飯用のカレーとチャパティ用のカレー。おまけにヨーグルトが定番。
社食で一番おいしいものは?と聞かれれば、『バナナ!』と即答する。(笑
プラハには、結構な数のインド料理店があるけど、行きたいとは思わない。社食ほど不味くはないので、食べれないことはないのだが、好きではない。Bombay Express、意外と美味いけど進んでいくことはない。

ちなみに、あなたは右手だけでカレーを食べれますか?
ギター弾きは爪の間にご飯粒が入って困るのですよ。チャパティやナンを右手だけで千切るのも難しいですよ。ああ、お皿ですけど、バナナの葉っぱが定番ですから。コップの水をたらして、洗ってから使いましょう。